東京から行ける日帰り温泉


   社会人は仕事中心の人生

   社会人は、仕事中心の生活でプライベートな時間が中々取れない人も多いのではないで
  しょうか。

   街中を歩いていると、「今年の夏はグアムに行きたいだけど、日数的に厳しいよね・・・」、
  「連休を挟まないと長い休みが取れないな~」と言う会話をよく耳にします。

   東京で働いていると、毎日が慌ただしく、その喧騒を忘れるため、海外旅行に出かけ、現
 実逃避し身も心もリフレッシュしたいですね。

   ところが、現実は厳しく思うように長い休みが取れなく、不満を感じている人も多いのでは
  ないでしょうか。

   そんな筆者も、まとまった休みが中々取れなく、旅行にも出かけられないので、時々ストレ
  スがたまってしまうこともあります。



    「休みが取れない~」という切実な悩みを解決できる、スポットが東京から近くにあるの
  です。
   それは、ズバリ温泉です。
   温泉は、仕事で疲れている体をリフレッシュする効果があり、また美肌効果でも有名な
  温泉スポットも存在し、非日常感を体験することができるのです。


   日帰り温泉の魅力

   仕事で連日連夜まで帰れない日が毎日続き、身や心ともに疲れがたまっている人も多いの
  ではないでしょうか。
   そんな忙しい社会人向けの癒しスポットと言えば、日帰り温泉ですね。

   周りが自然に囲まれ、野趣があふれ四季によってその表情を変える湯殿は、日々の喧騒を
 を忘れさせ、まるで異国の地に訪れた気分にさせられます。


    
   温泉は、決して家の風呂では体感できない、いろいろな作用を持っています。 
  
   温泉は、温かい湯に浸かっている状態が長く続くと、血行が良くなり体に溜まっている老廃
  物を取り除く効果があります。

   そして、湯上り後も体が冷えずに、ほんわりとした温もりを保っているのです。

   これが、家のお風呂とは大きく異なる点ですね。また、家のあ風呂では味わえない、広々と
 した浴槽があるのが、温泉ならではの魅力ですね。

   こんな大自然に囲まれた風景を眺めながら温泉に入るのは、祝福なひと時でもあり、仕事の
  悩みやストレスを解消させてくれます。

   少し遠くまで足を運べは、日帰りでも可能な温泉は数多く存在するのです。
   



   日帰り温泉の大きな魅力と言えば、「安」・「楽」ですね。
   宿泊代が掛からないで、予算を余り気にしなくて温泉を思う存分に楽しめ、必要な荷物も普
 段使っている大き目なバックひとつで間に合うので、ラクに移動ができます。
   ですから、「お金が厳しい人」や「面倒くさがり屋」にもオススメです。
   
   東京から日帰り可能な温泉スポット 

   関東地方は、国内の政治経済の中枢なので、温泉が少なそうなイメージはありますが、実は
  鬼怒川温泉(栃木県)・草津温泉(群馬県)・伊香保温泉(群馬県)・箱根湯本温泉(神奈川県)
  など有名な温泉地が数多くあります。
   
   いずれも、東京から日帰りも可能な位置にあるので、普段あまり時間の余裕がない人にもお
  すすめです。

   そこで東京から日帰りでも可能なおすすめの温泉をいくつか紹介します

   ・熱海温泉

    東日本を代表する温泉地と言えば、やはりここですね。熱海駅から降りて直ぐに目につく
  のは砂浜が続く広大な海の風景ですね。

   東京から近い位置に、リゾート気分を高めてくれるスポットが存在するのです。

   夏は、1年の内でも最もにぎわう時期であり、家族連れや海水浴客が訪れます。夏が好き
  な人は、1日中熱海に滞在し、海水浴やバーベキューをしながら、楽しいひとときを過ごし
  ています。

特に、夏の風物詩の花火大会でも有名で、それが年に何回も開催されるのです。そして、
 夏以外の季節でもでも、海岸から花火が打ち上げられることで有名です。

  筆者も、家族旅行で熱海に訪れたことがありますが、砂浜から眺める色どりあふれる大輪の花
 は、旅行の思い出としても残っています。


  
   潮風が心地よい熱海に訪れた時に、欠かせないのはやはり温泉ですね。ここの温泉の特
 徴は、無色透明ながらも、塩味が特徴的なナトリウム・カルシウム塩化物泉です。

  お風呂にゆったりしと入りながら海原を眺めるのは、東日本では熱海や伊豆でしか中々味わ
 うことができません。

  そこでおすすめな立ち寄り温泉スポットは、熱海らしさを感じさせる、熱海後楽園ホテル 大
 展望風呂「海望の湯」です。

  広々とした浴場から辺り一面に広まる絶景は、非日常感がたっぷりで、旅行に行ったなという
 気分になること間違いなしです。

  こうした広々なお風呂で、一日中のんびりとしたひとときを過ごしたいですね。

  そして、熱海は温泉だけでなく、下田で獲れた新鮮なキンメダイやアワビなどをふんだんに
 使った、海鮮料理を楽しめるのです。

  とても2~3回訪れただけでは、到底周り切れないほど、個性的で魅力にあふれた海の幸を
 街中で味わうのは難しいでしょう。

  熱海から近い観光地の、箱根や湯河原とはまだ異なる泉質や街の顔を持っているので、これ
 らの温泉地は、別な旅程で組まれた方が良いですね。それだけ、見どころが多く点在している
 からです。
 
  そんな魅力的なスポットが、東京から日帰りで行ける距離にあるのです。

   熱海へのアクセス

   東京から熱海への主なアクセスは車と電車になりますが、その時に集まるメンバーによって、
  交通手段を変えると良いかもしれません。



   例えば、周りのメンバーが車を運転するのが趣味であれば、車を利用し広大な海を眺めな
  がら、ドライブするのは爽快ですね。

   また、メンバーにお酒が好きな人がいれば、電車旅がオススメです。
   東京駅から、新幹線や踊り子号をはじめ、熱海へ向かう直通列車が数多く通っています。

   所要時間は、新幹線(こだま・ひかり)約45分程度、踊り子号約80分程度、快速アクティー
は、約100分となります。

 急がない旅でなければ、新幹線を利用しないで、リーズナブルに移動できるのも、メリット
です。
   
   ちょうど戸塚駅を過ぎたあたりから、ローカル色が強くなり、旅行気分を高めてくれます。
   小田原駅を過ぎると車窓から広大な海を眺められので、その移り変わっていく風景が良い
  ですね。

   熱海駅に到着するまで、見どころの駅が多くあるので、神奈川県も観光したいのであれば、
 せび泊まることをオススメします。   
   
  草津温泉

   湯畑や湯もみとして、全国屈指の知名度を誇っているのは、草津温泉です。

   大きな特色と言えば、白濁した湯が独特でPHは2.1と酸性を示し、肌にキズがあったり
 すると、強烈にしみお湯が目に入ったりすると、目を開けていられないほどです。

  そして、気になる湯の温度は、他の温泉地と比べてもかなり高温で、初めて温泉に
 訪れた人は、あまりの熱さでびっくりしてしまうほどです。

  なので、高温の湯に体が慣れない時は、何度もかけ湯を行ない体を馴染ませてから、
 入浴するのがコツです。

  入浴回数は、1日3回までが理想的とされていてますが、草津温泉は強い成分を持っ
 ていますので、お肌が弱い人は要注意です。

  筆者も、幼い頃に草津温泉と成分がよく似ている秋田県の乳頭温泉に行ったことが
 ありますが、お風呂に何度も入り過ぎ、皮膚がただれてしまった経験があります。

  それだけ温泉成分が濃いので、お肌が弱い人は気をつけて入らなければなりません。

  草津温泉は、アルカリ温泉の「箱根」、塩の「熱海」とはまた趣が異なる全国的にも
 有名な温泉地なのです。



  温泉周辺にはスキー場・キャンプ場・ゴルフ場をはじめ、山のレジャースポットが
 充実しているので、キャンプなどのアウトドアや山が好きな人には向いています。

  筆者の周りでも、初めて草津温泉に行った人かいますが、1日中宿泊施設で飲んだ
 り、お風呂に入ったりとゴロゴロして温泉を満喫していました。

  なので、温泉が目的だけであっても、都会を忘れ思う存分自然を満喫することがで
 きます。

  草津へのアクセス
   
  熱海や箱根湯本温泉との大きな違いは、近くに鉄道が通っていないので、主なアク
 セスは自動車になります。

  東京から草津までの距離は約180kmで交通状況にもよりますが、所要時間は約3時
 間です。
  
  往復で、約400kmも走行するので、観光や温泉を満喫しながら、日帰りで帰ってく
 るのは正直キツイかもしれません。

  そこで、メインの交通手段は高速バスになります。東京駅からは所要時間は約4時
 間で、のんびり移り変わる窓から眺める風景は、鉄道旅とはまだ異なった楽しみがあ
 ります。
 



  そして、高速バスの魅力と言えば、休憩の時に立ち寄るサービス・エリアです。そ
 こは、正にお土産の宝箱で、地元では決して手に入れることができない、マイナーな
 地場産品が並んでいます。
  
  特に、サービスエリアでは、ご当地のポテトチップスやお菓子を見るたびに、つい
 つい試し買いをしたくなってしまいします。

  そんな快適な高速バスですが、初心者にありがちなのは、行き先の場違いです。目
 的地が同じ県内でも、行き先が分かれているので、初めて遠くに行く人は乗りこなす
 のは難しいかもしれません。

  しかも、公式な時刻表がなかったりするので、例え日帰りであっても、事前に計画
 を立てることは必要です。

  旅先で駅から出発する路線バスは、乗り間違えていないかドキドキすることがあり
 ます。筆者も実際に、バスを乗り間違えてしまい、全く別な所に連れて行かれたこと
 もあります。
  
  なのて、いくつかの交通機関を乗り換えて行く旅行が初めての場合は、アクセスの
 しやすい、「熱海」や「箱根」などで慣れてから、出かけた方が良いかもしれません。
  
  日帰り温泉へ出かける時に注意したいこと
  
  日帰り温泉に出かける時は、履いていく靴に注意しなければなりません。よく、グ
 ループ旅行でありがちなのは、メンバーのうち、一人だけがお洒落重視で、TPOに合
 わない革靴やヒールのある靴を履いてくることです。

  現地に着くと、すぐに「歩けない~」、「疲れた~」、「タクシーに乗ろう~」と
 連発する展開が予想されそうですね。
  それでせっかく楽しい旅行気分が台無しになってしまうことも。
  街中でも、それを連発して口に出す人はメンバーに含めないのがベストですね。
 
  普段のシーンは、イラっとさせられる場面はないんだけど、旅に出ると疲れたり体
 調を悪くしてしまうこともあります。
 
  それは、同行者があまり旅行に慣れていないからかもしれません。